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第4回「管理栄養士が解説!自律神経を整えるヒント③」

2026.09.02

第4回「管理栄養士が解説!自律神経を整えるヒント③」

前回は、「血糖値の乱高下が、自律神経をヘトヘトにさせてしまう」というお話をしました。
自律神経は、血糖値をちょうどよく保つための「司令塔」
だからこそ、血糖値を安定させてあげることが、自律神経を休ませる一番の近道なんですね。
今回は、今日からすぐに試せる「血糖値を整える食事のポイント」をお届けいたします。

血糖値を整える食事のポイント

日中の強烈な眠気やイライラ、なんだか力が出ない……といった不調を防ぐために、毎日の食事で意識したいポイントはとてもシンプルです!

① 毎食「炭水化物」を抜かずに適量(※)食べる

ごはんやパンなどの炭水化物を極端に抜いたり、朝食を抜いたりしていませんか?
こういった食べ方をしていると、次の食事をとった際に血糖値が急上昇し、その反動で今度は急降下する、いわゆる「血糖値スパイク」が起きやすくなります。

対策は、
• 毎食で炭水化物を食べる(極端な糖質制限はやめる)
• 少食で一度に食べられない人は、午前・午後に小さなおにぎりや干し芋などの「補食(軽いおやつ)」を挟む

これだけで、1日を通して血糖値の乱れを防ぐことができますよ。

※「適量」の目安は、女性ならお茶碗軽めに1杯(100~150g)、男性ならお茶碗1杯(150~200g)程度です。
ただし、活動量や年齢によっても変わります。
これまで極端に減らしていた方は、まずは一口サイズのおにぎりなど、できる量から少しずつ試してみてください。

② 毎食「たんぱく質」を手のひら1枚分プラス!

実は、たんぱく質を炭水化物と一緒に摂ることで、糖の吸収がゆっくりになり、血糖値の急上昇を防ぐことができます。
ですが、「たんぱく質は意識してとっています」という方も、朝はパンだけ、夕食でお肉をがっつり、という方は要注意。
たんぱく質は体内で一度に効率よく使われる量に限りがあり、一度にたくさん摂りすぎると消化不良を起こしたり、腸内環境が悪化する原因にもなります。
また、朝や昼にたんぱく質が不足すると、その食事での血糖値が上がりやすくなってしまいます。
だからこそ、毎食「自分の手のひら1枚分」を目安に、こまめに摂ることが血糖値を1日中安定させるポイントです。

トーストだけ・おにぎりだけの人は、ゆで卵を1個足す・スライスチーズをのせる・ツナや納豆を添えるなど、まずは「朝に1品ちょい足し」から始めてみてくださいね。

できることから、ひとつずつ

「ちゃんとお米もお肉も食べていいんだ!」「朝に卵を1個足してみようかな」と思っていただけたら嬉しいです。
まずは今日の食事に、小さなたんぱく質を「ちょい足し」することから始めてみませんか?

次回は、血糖値を支える残り2つのポイント「ビタミン・ミネラルや腸内環境」についてお話ししますね。

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管理栄養士りえのプロフィール
管理栄養士
担当連載 「がんばらない栄養のお話」

大学卒業後、パーソナルジムや多数の企業で管理栄養士として、1500名以上の健康管理に携わってきた実績を持つ栄養管理のスペシャリスト。
現在は、もこすく相談員としても活躍中。
プライベートでは一児の母。
連載コラムでは、日常に取り入れやすい工夫や考え方を紹介しながら、頑張りすぎない栄養管理・体調管理法のヒントを発信していく。

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