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第3回「自分を守るために大切にしたい、ちょうどいい”距離感”」

2026.07.07

第3回「自分を守るために大切にしたい、ちょうどいい”距離感”」

こんにちは、心理相談員のさやかです。

「頼まれると断れない」
「つい相手を優先してしまう」
「嫌だと思っても我慢してしまう」


そんな経験はありませんか?
相手を思いやることは、とても大切です。しかし、相手を優先するあまり、自分が疲れ切ってしまっては、長く良い関係を続けることは難しくなります。

人間関係において、他者と上手に「距離感」を置くことは大切です。
適切に距離を持つことは、相手を拒絶することではなく、「ここまでは自分の役割」「ここからは相手の役割」という、お互いを尊重するための距離感です。

断ることは悪いことではない

上司や同僚から仕事を頼まれたとき、本当は手一杯なのに「大丈夫です」と引き受けてしまい、結果として自分が辛くなってしまうというお話を聴くことは珍しくありません。そういう場面では、その場はうまくいっても、自分の仕事が終わらず残業になったり、心に余裕がなくなったりしてしまいますよね。

断ることに罪悪感を覚える人もいますが、無理をして引き受け続けることが、必ずしも相手のためになるとは限りません。 約束を守れなかったり、体調を崩してしまったりすれば、結果的に周囲へ迷惑をかけてしまうこともあります。
相手の成長を妨げてしまうこともあるかもしれません。

心が疲れた時は”距離感”を見直してみる

飛行機では、緊急時に酸素マスクが必要になったら「まず自分に装着し、その後で周囲を助けてください」と案内されます。
これは、自分が安全でなければ、人を助けることもできないからです。

心の健康も同じ。自分に余裕があるからこそ、周りに優しく接することができます。
もし最近、「人と接することに少し疲れたな」と感じたら、他者との距離感を振り返ってみることがおすすめです。

「これは自分がやるべきことかな?」
「自分が無理をしていないかな?」


そんなふうに自分へ問いかけることが、心を守る第一歩になります。

十分な休息や趣味、信頼できる人との会話など、自分の心を満たす時間を意識的に確保することも、人間関係を大切にする大事な習慣です。

自分を大切にすることは、決してわがままではありません。
自分も相手も尊重できるちょうどいい距離感を見つけること。
それが、無理なく心地よい人間関係を築くためにとても大切です。

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心理相談員さやかのプロフィール
心理相談員
担当連載「ちょっと休憩、こころの栄養補給」


企業のメンタルヘルス対策のプロ。心理相談員として働く人の健康管理に取り組みながら、「もこすく相談所」でも活動中。 仕事や人間関係の悩みに丁寧に耳を傾けることを大切にしながら、相談者が自分自身と向き合い、前に進んでいけるようサポートしている。 モットーは「個人と組織、どちらも元気に」。
プライベートでは育児と仕事に奮闘中のワーママ。
担当連載コラムでは、職場での心のケアや、誰もが自分らしく働くためのヒントを発信していく。

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